ミリタリーに特化したGTAと評価された前作、マーセナリーズの続編、Mercenaries2:World in Flames。8/31に発売されたばかりのタイトルだが、点数はまぁそこそこそれなりといった感じ。以下訳。
Mercenaries2:World in Flamesが一発ぶちかましてくれた。一発ぶちかますのが嫌いだって?ならここにUNOがあるぞ。
さて、もしあなたが私のようにタンクをぶっ潰したり、建物を吹っ飛ばしたり、山火事を起こすのが好きなら、Mercs2はあなたの興味を惹くのに十分なタイトルだ。だが気をつけろ:戦術核や巡航ミサイルをぶっ放すには金がいる。何かを吹っ飛ばすという純粋な楽しみを味わうには、山ほどあるバグやAIの問題がいつもよりさらにきつくあなたを苦しめるだろう。
ベネズエラは原油が原因で起こった反乱のさなかにある。ベネズエラ軍は国を制御するために最善を尽くしてはいるが、たくさんの派閥が国を奪おうとしている。プレイヤーは5つの派閥のために働くことになる―Universal Petroleum, the People's Liberation Army of Venezuela(ベネズエラ解放軍), the Chinese army(中国軍), the Allied Nations (アメリカとも言う),そして the Rastafarian Pirates(ジャマイカ海賊)だ。
それぞれの派閥にはそれぞれのミッションがあり、なんらかの形でSolanoに近づく手段を持っている。もちろん、彼ら同士が仲が良いはずもなく、1つの派閥を助けるミッションはもう一方の派閥を傷つけるものであることが多い。
こうした問題の中で最もおかしいのは、主人公たちをスーパーマンにしてしまったことだ。殴りが一撃必殺なのは、こうしたゲームでは非常に濫用されやすい。実際のところ。敵の群れに突っ込んで彼らの顔をぶん殴ったあとは、銃撃戦をするのが少し無意味に感じられた。
敵の中には多くの「価値ある」ターゲット(High Value Target/HVT)があり、彼らには捕獲するという選択肢がある。趣旨としては、敵のキャンプに殴りこみ、銃撃戦を制し、HVTにたどり着いてこれを鎮圧する、という形になる。だが実際には、車でHVTのすぐそばまで突っ込んで飛び出し、数人の人を一発のパンチで殺してターゲットを捕獲すればいい。パンチを使うと、多くのミッションがあまりにも簡単になってしまうのだ。