氷に閉ざされた地球上で最も荒廃した土地の中で、伝説と神話の中でしか知られていないDevastator(蹂躙者)クラスの戦争マシーン、"The World Serpent"は千年の時を眠り続けている。
ユミルにとっての最高の武器の一つとして使われてきたThe World Serpentは、1マイルもの長さの潜水可能なバトルシップであり、人間のほんの少しの「思考」で、大規模な破壊をもたらすことができる。
・Devastator Class
Devastator Classは、ユミル軍のバックボーンとしてデザインされた―長距離砲撃と恐ろしい防御力をもって、機動部隊をサポートする目的で作られたのだ。
完全に潜水することが可能な一方で、強力な反重力装置により、地上を浮遊しながら移動することもできた。まるで巨大な蛇のように節のある体は地上を這い進むこともでき、眼前に立つあらゆるものに恐怖と死をもたらした。
建造にあたって数千年前の"フィンブルの冬"という暗黒時代の頃に失われたテクノロジーが多数使用されているDevastator Classは、工学技術の神秘として残り続けている。
・Aegitの顎
吹雪と恐ろしい風の中に横たわる"Aegitの顎"は危険な場所だ。陸地と呼べるのは霜のついたたった一つの岩の角だけで、残りはぼろぼろに砕けた氷が一帯を占めていて、それらは地殻や水の動きによって常に動き続けている。
The World Serpentが、このあらゆるものが氷の下で引きずられていってしまう地を隠れ場所として選んだことも、驚くべきことではない。幾年をかけて氷が砕け、その形を変えると、時として氷の下に沈んだ犠牲者達が浮かび上がってくる時がある。