1UP.comのソウルキャリバー4カウントダウンhands-on訳です。
ヒルダ(ヒルデガルド・フォン・クローネ)
日本語版紹介ページ
相対する敵にとっては、彼女はヴォルフクローネ王国の守護者である王女、ヒルデガルド・フォン・クローネだ。しかし今は「ヒルダ」と呼ぼう。
ソウルキャリバーシリーズにおける新キャラクターである彼女は、他の女性キャラクターとは大きく異なるキャラクターだ。他の「ギャル」達(アイヴィーお前のことだ)とは違い、ヒルダは華麗なる鎧に身を包むことに快適さを感じるらしく、彼女の腕、へそ、そして胸などの急所にはきちんと鎧が装備されている。
デカダンスよりも実用主義か?どうやら彼女にとって最も大切であり、そして今苦しみの中にある「財産」を守らんとする意思は硬いようだ。
ヒルダの強み
右手にショートソードを持ち、左手にランスを持つヒルダの最大の魅力は長距離戦と近距離戦の両方をこなすことができる点にある。Aボタンでショートソードを扱い、Bボタンでランスを振る。この組み合わせにより、ヒルダの技は非常に多彩なものになっている―素早い下段攻撃による近距離戦での割り込み能力の高さと、ヒルダより動きは素早くともリーチの短い相手にとっては脅威となる長大なリーチを併せ持っているのだ。
しかしながら、さらに興味深いのは、ストリートファイター2のバイソンのように、溜めることでさらに大きいダメージを与えることが出来る点だ。AボタンかBボタン、あるいはその両方をホールドし続けることで、ボタンを離すまでヒルダは攻撃を溜め続ける。そして突然、敵を突く、あるいは斬るのだ。
興味深いことに、Aボタンを3秒以上ホールドすることで攻撃はパワフルな2ヒットコンボになり、炎を纏ってガード不能技に繋がるのだ。しかしこれだけで勝てるかというと、そうでもない。相手が1段目をガードしてしまうと、2段目のガード不能技は出ないのだ。ただし、相手をガードブレイク状態(※ガードし切れずよろけた状態。アーマー破壊とは別)にし、不利な状況におくことはできる。
弱点
初心者にとっては、この「溜め技」がヒルダの核となる戦略や技を覚える障害となるだろう。一つか二つのボタンをホールドしながらガードしたり、Kボタンで蹴り技を出したりするのは複雑で、あっという間に操作に混乱してしまう。
経験者ならば、こうした操作は特に混乱せずにこなせるし、簡単にヒルダの上級者向けのプレイスタイルを習得することができるだろう。
つまり、ソウルキャリバー入門者のメインキャラクターとしては、ヒルダはベストな選択とは言えないのだ。
(ここまで)
今作4より新たに参戦したヒルダ。貴重な低露出度キャラという評判から、苦々しくもキャリバーにも
おっぱいゲーという一面があることを思い出させてくれるキャラだが、その性能自体は極端にリーチの異なる二つの武器を扱い、その上でさらに溜め技も持っている、完全な上級者向けのキャラとなっているようだ。
おおブロにもヒルダの性能についての考察があるが、どうやらKも組み合わせで溜め技に使うことができるらしい。